子どもはどうしても歯医者を好きになれず、時には親を困らせてしまうこともめずらしくありません。治療の重要性をよく理解している大人ですら受け入れられない時があるのですから、感情に素直な子どもが歯医者をイヤがるのは当然です。ただ子どもの歯の健康を守るためには歯医者に通わないといけませんので、イヤにならないようにいろいろと親が工夫する必要があります。まず心がけたいのが、子どもに対してウソをつかないことです。たとえば「絶対に痛くないから」と言って痛かったら、子どもが親の言うことを一切信用しなくなります。なぜならウソをついたことが、子どもの記憶にはっきりと残ってしまうからです。それでは子どもが余計に歯医者をイヤになってしまいかねません。また歯医者に行って治療ができたら、大げさなぐらい褒めてあげるのもおすすめです。子どもに自信がつきますし、歯医者の印象を良い方向へと改善できます。あの手この手を使い、子どもを歯医者嫌いにしないことが大切です。